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ガンコ山ファンクラブ通信【秘密基地マガジン「ツリーライフ」】
---------------------------------------------------------2007/03/21--
【ガンコ山より星加さんの紹介】
太陽光発電生産シェア世界一のシャープ(株)と、
南房総の山奥のガンコ山ツリーハウスヴィレッジ。
太陽光発電をはじめとする自然エネルギー普及教育啓発活動において、
協力関係を結ぶことを「覚書」で協定締結しています。
具体的には、シャープ(株)より、
シャープが持っている教育プログラム「ソーラーアカデミー」の
プログラム供与、教材用太陽電池パネルの供与などです。
ガンコ山ヴィレッジは、これらの協力を得て、地球温暖化対策として必要な、
新エネルギー(自然エネルギー)導入推進のための教育活動を行っています。
シャープ(株)が、他の本当に名もない一民間施設と、
このような供与を伴う覚書協定を結ぶのは異例中の異例で、
ガンコ山ヴィレッジしか例がありません。
さすが『目の付け所がシャープさん』でしょ。
ガンコ山ヴィレッジは2004年に、
「100%自然エネルギーの森」を宣言しています。
シャープの中でガンコ山ヴィレッジの活動に理解を示し、
協定を推進してくれたのが、ここに紹介する星加さんです。
現在では、ソーラーシステム事業本部から、
新しく作られた環境社会貢献部に移られ、
ソーラーアカデミーの授業だけではなく、
大学や関係機関での講演活動にも忙しいようです。
地球温暖化や自然エネルギー導入率の現状では、とかく暗くなりがちですが、
星加さんのような明るいキャラクターが問題と向き合うときは必要です。
シャープのトップの評価も高いようですが、
そういう事を越えて本文中にもあるように日本のゴアになる人です。
(文:ガンコ山)
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環境ビジネスシンクタンクのメールマガジン『Webエコビズ』
http://www.ecobiz.co.jp
【2007年3月20日122号の記事より転載です】
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【ひと】環境教育・環境啓発
サイセンタンを普通のモノにする男
〜 ソーラーアカデミー(シャープ)星加文彦さん 〜
シャープが主宰してきた“ソーラーアカデミー”の出前授業。
出前授業とは、ソーラーアカデミーが講師を学校や講演会などに派遣し、
気候変動問題(地球温暖化問題)や太陽光発電の仕組みを、
分かりやすく解説する環境教育です。
シャープの活動ではありますが、営業とは完全に切り離しており、
商品の宣伝は行なわず、企業の社会貢献として活動しているそうです。
長期的な視野に立てば、子供達が環境意識の高い大人に成長し、
太陽電池のマーケットが広がれば、結果としては売上に結びつきます。
しかし、短期的な売上増を重視する日本企業においては、
やはりソーラーアカデミーは社会貢献活動なのでしょう。
その星加さんの授業には、子供たちを惹きつける工夫が一杯です。
クイズで地球温暖化問題を問いかけ、太陽電池のミニチュアとライトで
電気を起こしてスピーカーを鳴らし、風車を回すなど、
飽きのこない、体感型学習を実践しています。
感想文では「あっという間の2時間でした」と書いてあったりするそうです。
小学生に2時間に及ぶ授業で集中力を持たせることは大変なこと。
それを星加さんは実現しています。
編集子がゴアの映画『不都合な真実』を見に行ったとき、
館内では途中で寝ている人が結構いました。
星加さんは、ある意味、ゴアを超えた男なのかもしれません。
この星加さんのコミュニケーション能力は、
電子レンジの普及活動を通じて培われたようです。
昭和41年、国産初の家庭用電子レンジである
シャープR-600の価格は19.8万円と、当時としては小型乗用車並みでした。
そこで、星加さんは全国でホームパーティーを開きながら、
説明をして回ったそうです。
名付けてMSTNK作戦。M(見せる)、S(触って頂く)、T(食べて頂く)、
N(納得して頂く)、K(買って頂く)。
1時間半ほどの時間で体感してもらうことが何よりの説得力になったようです。
このようにして、最先端で高価なモノを、
普通のモノにまで普及させていったのです。
そして、活動の舞台は新エネルギーの最先端、太陽電池に移りました。
実感型・体感型のアイデアは尽きることがありません。
編集子は、“温暖化は1度の上昇でも大変な影響がある”コトの説明に、
いつも苦労しています。
星加さんは、
「体温の話をすればいいですよ。
平熱から1度でも体温が上がれば、体は大変です。
ましてや2度も3度も上がったら、とてもしんどい。
体温の話で説明すれば、子供でも実感してもらえます。」
と教えてくれました。
日々、第一線で環境教育を実践している方はさすがと、感嘆した次第です。
授業では、“未来は明るい”のイメージを作らないといけないと、
星加さんは熱っぽく語ります。
「大変だ大変だと言うばかりだと、
どうしても暗いイメージになってしまう。
だから、太陽電池を使った明るい社会を描いてみせます。
そして『子供と大人、お互いの力で未来を取り戻そう』と
いうメッセージを送ります。」
こうして、子供達の目が輝く授業が続きます。
授業が終わる頃、
「この授業だけでは終わらせて欲しくない。家に帰ったら、
お父さん・お母さんとクイズをやってみて」と言って、
環境問題のクイズ形式の冊子を渡すそうです。
すると、帰りの遅いお父さんを、子供が寝ずに待っていて、
「今日、学校でこんな授業があったよ。」と話が弾むこともあるとか。
久々にコミュニケーションをとれた親が感激して、
星加さんに電話してきたこともあったそうです。
見せて頂いた手帳は全国を飛び回るスケジュールでびっしり。
2007年度は人員も拡充し、500校で授業を開く予定だそうです。
NPO気象キャスターネットワークとも協力し、共同で授業を開くなど、
その活動はまだまだ進化する予定です。
高度成長期の担い手が、環境の世紀でも大きな役割を演じつつある、
そんな時代になっていることを実感したひと時でした。
http://www.sharp.co.jp/eco/corp/solar.html
(記 エコビジネスネットワーク 本木浩也)
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【2007年3月20日122号の記事より転載です】
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企画:ガンコ山ファンクラブ事務局
協力:ガンコ山ツリーハウスヴィレッジ事務局
編集:ChainLifeFactory(http://1chainlife.com)
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