「ガンコ山マスターへの道〜焚き火道〜」
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(2)【焚き火の3大原則第1条・燃すものは天から与えられた土に帰る木類のみ】
ところで焚き火になにを燃やすか?それは、まず思い浮かぶのは木だ。アウトドアレジャーでは、とにかく天然にある木類が基本であるべきだ。
なぜなら焚き火は神聖なもので、加工品を燃すことは、天地神明の道理に反する行為になるからだ。加工品とは、新聞紙とかダンボールとかタバコとかアルミ箔とかそういうものだ。
なぜそういうものを、焚き火で燃やしてはならないかというと、例によって科学的根拠はないのであるが、焚き火の末路である灰が汚染されたようなものになるからだ。
木は、火になり火は灰となって土に帰らねばならない。
ガ ンコ山 ヴ ィレッジには色々な種類の山菜があるが、灰は、ワラビやタケノコなど山菜を食べる時、そのアクを抜くのに使用する。これを灰汁抜き(アクヌキ)という。
カレーのようなべとべとの油汚れの鍋を洗うのにも使用する。灰はアルカリ成分なので、洗剤として代用することができる。昔は、衣服汚れを落すのにも使っていたそうで、汚染のない洗剤なのだ。
炭火の魚焼きと電気グリルの魚では旨味がぜんぜん違う。これは炭の遠赤効果もあるが、灰のアルカリ分が肉の脂肪を適度に中和させるからだという話もある。
畑にも土の調整に使用する。
したがって、タバコのニコチンや薬剤の入ったダンボール芯が灰に交じるということは、汚らわしいことで、いくらガンコ山が祓詞で清めても天に許してもらえることではないのだ。
もちろんそういうお客さんがいたとしてもガンコ山は注意をしたりすることはなく、ニコニコしている。本人に罰が当たってもガンコ山だけには災いが及ばないようにと心の中で祈念している。
サンカという漂泊の民は、焚き火の場所を神聖な場所として、そこから東に向かって独特の祓詞を、あげたという伝説があるのだ。
随分昔の過ちだが、大阪府堺市北野田で町内会長と夜に自転車を盗み、二人乗りをして、その自転車を町内会長の宿敵の邸宅に投げ入れた共犯として、全日本神主連盟から除名されたとはいえ、祝詞好きのガンコ山としてはこういう伝説がたまらなく好きなのであった。
【焚き火の3大原則第1条 燃すものは天から与えられた土に帰る木類のみ】というのを覚えておいていただければ幸いである。
