「ガンコ山マスターへの道〜ムシトリ名人〜」
(コチラからPDFファイルでご覧いただけます。)
(3)何故たくさんのムシ達が集まるのか?
それと大切なことだが、山に人間が入ってカブトやクワガタが迷惑しているかといえば、そうでもないらしい。
ガンコ山ヴィレッジには初めはそんなにたくさんのカブトやクワガタはいなかった。しかし、年数を追うごとに確かに増えてきているのである。
それには二つの大きな理由があると思う。
まず一つは、ガンコ山ヴィレッジに照明がついて、虫の好きな明かりがあるからである。カブトムシやクワガタの取れる場所は水銀灯の下だと言う人もいる。
しかし、それも「ムシトリ名人」としては邪道なのである。やはり木に登っているクワガタを捕らなければ意味がないのである。
空を飛んでいるときは見逃しておいて、おうちに帰った時に初めて捕る権利が生まれるのである。(これは子供のときに感じた私の勝手な考えである)
二つ目の理由は、下草の問題にある。
人が山に入ると、人が歩くことや草刈で下草が減ってきて、カミキリ虫が生息できるようになるらしい。そうすると、そのカミキリ虫が木に登り木を傷付け、木の蜜が出てそこに虫が集まり始めるらしい。
弊害だが、そこにスズメ蜂も来るようになってしまう。
しかし、スズメ蜂がいるところには、たいていたくさんのクワガタやカブトがいることが多い。仕掛けも木に蜜を塗る方法もあるが、それも私はあまり好きではない。
確かに虫が集まりやすくはなるが、自然の状態で生息する虫を捕まえることが、やはり面白いのである。
最後に、捕まえた虫をどのように保存するのが良いか。
昔はスイカやきゅうり、または脱脂綿に砂糖水を浸したものを与えたが、あまり水っぽいものを与えるとムシ君たちも、おなかを壊すらしい。元気がなくなる。
これも本来は邪道だが、ホームセンター等で売っているカブト虫用のゼリーや蜜が長生きさせるためには良いと思う。
一度捕まえたらペットと同じようにかわいがってやるほうが良いかもしれない。かわいがれないと思う人は帰るときに逃がしてやるのが自然かも知れない。
「ノコギリクワガタ」や「ミヤマクワガタ」は捕まえたときは特に威嚇してくるが、人が飼い始めるとなついてしまうものである。
最後にガンコ山ヴィレッジに来る前に、「ノコギリクワガタ」と「ミヤマクワガタ」の違いは確認してくると良いかも知れない。
それがわかって、初めて「ムシトリ名人」になれるからである。
風ホタルの「ムシトリ名人」心得をおぼえておいていただきたい。
(風ボタルの「ムシトリ名人」心得 おわり)
(コチラからPDFファイルでご覧いただけます。)
