ガンコ山ファンクラブ
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ガンコ山の魅力
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■第六回「地元の人」

 ガンコ山ビレッジで作業をしたり遊んだりしていると、時々、地主さんとか地元の人が様子を見にくる。 そうするとガンコ山が応対するわけだが、これが端から見ていてとても楽しそうで、実に羨ましい。

 旅行好きの人間の共通する楽しみの一つが「地元の人・地元の物に触れる」というもの。 普段、まったく接点がない土地で人がしっかり生活しているという事実は、私はとても嬉しく出会うだけで力をもらう。

 もし、ガンコ山ビレッジが、他の商業施設のように、地元のにおいが感じられないとすれば、ここまで携わっていただろうか。 少なくとも「ファンクラブを立ち上げよう」とか「ヴィレッジのお手伝いをしよう」とは思わなかったはず。

 地元色がないこと自体は別に悪いことではない。 色々と難しい話で、違った形で地元の貢献しているかもしれないし、それは一概には言えない。

 でも、あまり前面に出てこない地元の人の理解があるというのは、隠し味であることは事実。 隠し味だからなかなか気付かない。
 でも、気付いた時には既に虜になっている。

 大げさにいうとガンコ山ヴィレッジは「ヴィレッジ自身が生きている」ということなのだろう。 電力というエネルギーでは独立しているけど、人との繋がりがないと結局生きてはいけないのだ。

 そして、生きているからこそ魅力があって、訪れる人たちを力づけてくれ続けているのだ。

[7]最終回「ガンコ人」へつづく
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