ガンコ山ファンクラブ
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ガンコ山マスターへの道
〜山菜樹木きのこマスター
(第2回)
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【もっとも人気がなく、つまらないガンコ山マスターコース】
ガンコ山ツリーハウスヴィレッジでは聞けない、つまらない「裏山」の話し・・・
ガンコ山ツリーハウスヴィレッジは、木、森がテーマのリクリエーション施設である。
「裏山」の「自然を活用した知恵」で面白い生活や体験をしながら、「秘密基地」のように「裏山」に立てこもることを考えて造られている。
ガンコ山ツリーハウスヴィレッジの「裏山」の「知恵」は、伝統的な知恵もあれば、ツリーハウスや自然エネルギーなど新しい知恵もあるのが特徴であり、ガンコ山的「自然」との触れ合い、活用する「知恵」を面白く体験するのが「ガンコ山マスター」の体験である。
「木」そのものをテーマにしたガンコ山マスターコースとして「山菜樹木きのこマスター」のコースがある。
木の名前を、記号のように覚えてもつまらないから、「この木は、○○○に活用します」などと説明して、山を整備した結果出てくるワラビやタラなどの山菜も食しながら、「裏山の森」の活用方法を覚えてもらうというものである。
しかし、山や森を活用してきた日本の文化と離れて暮らしている現代人には、もっともピンと来ない、人気のないコースとなっている。
どうせ人気のないコースなので、「シイタケはこうやって作ります」とか「この木はこういう特徴です」とか、山菜の種類とかは、ここでもガイドは止めておこう。
そのかわり、是非夏休みには、ガンコ山ツリーハウスヴィレッジで、ツリーハウスや木を題材にしたアトラクションで【ツリーライフ】を楽しみ、木や森に親しんでください。
さて、人々が、樹木や森林に無関心だからといって、「樹木」や「森林」とまったく関係なく、「人類文明」が発展するかと言うと、そうではない悲しい未来予想図もある。
今、森林の役割に大きな期待が寄せられていることには、重要な『地球温暖化防止効果』だ。
地球温暖化というのは、「人類の生産活動の結果起きる二酸化炭素などの排出などにより」→「地球の温室効果が高まり」→「地球上の表面温度が高まる」というもので、様々な生態系や環境変化が危惧されている。
木は、成長の過程で、温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を長く閉じ込めておくことができるので、森林を育て増やすことは、地球温暖化防止に役立つというわけだ。
ところが、今、世界では森林面積がどんどん減っているそうだ。
世界では、日本の国土の30%〜40%にあたる面積の森林が、毎年消失している。このペースは40〜50年後には、地球から森林がなくなる換算ということだそうだ。
(但し、日本やヨーロッパでは森林面積は若干増)
一方、現代文化の主力エネルギーである石油の可採年数も、現時点での技術と確認埋蔵量からしてみるとこれも約50年だという。
こうなると、地球温暖化の影響で人類はどうなるか。「ずばり言うわよ」とホソキカズコしぇんしぇいも怖くて言えない予想も出てくる。
「貧富の格差がこのまま広がれば、エネルギーが無い国や地域は、ますます燃料エネルギーとして森林を過伐採し、それがますます二酸化炭素を排出させ、温室効果を高め、地球温暖化が加速度的に進む。
さらに、それにより南極大陸の棚氷が融氷、海面の急膨張に、島国や沿岸国の人々は国土を失い、温帯の国々でも人々はマラリアとデング熱に苦しみ、日本では沿岸の工業地帯は操業できず、人々は山間部に避難する。
しかし、ガンコ山ツリーハウスヴィレッジに立てこもってみたものの、そこはマラリアや出血性デング熱を媒介する殺人蚊の巣窟であった。」
これは、あなたの子供が、あなたの親御さんくらいの大人になった時の話か、早ければあなたくらいの歳の時かもしれない。
地球温暖化については、様々な本、資料が出ているので、一読をお勧めする。
バラ色に書いてあるものは無いので、決してよい気分にはならない。
だから、ガンコ山ツリーハウスヴィレッジでは、「森」と「地球環境」についてお話しすることはないだろう。
しかし、子供たちが今、小学校4年生くらいで「地球温暖化」を勉強しているのに、現在、特に責任のある大人が、知らないというのは、大人として申し訳ないのである。
では、どうすればよいかと言えば、とりあえず子供と一緒に「裏山」に行こう。
そして、木や森を楽しむことだ。
子供は皆、「裏山」や「森」が好きなはずだし、あなたも子供の時はそうであったかもしれないのだ。
あなたに、どんなメリットがあるかといえば、「森の活用と楽しみ」とか題名をつけて、子供の夏休みの自由課題を、親子で一緒になって片付けることができるだろう。
あの「日能研」さんも言っている。
「受験勉強は詰込みじゃない。大切なのは知識を運用する力、自分で考え、問題を解決するチカラ。」
森や裏山とは言っていないが、「自然の中での活動が、そのチカラを育む」と、おっしゃっています。
親子でムラカミファンクラブに入るより前に、裏山の森に入り、遊ぶチカラを養いましょう。
【「樹木、森」をテーマにした自由課題のヒント】
現在の日本は、森林は若干微増しているが、それで優等生というわけではない。
森林面積が増えたからといって、木の二酸化炭素吸量が増えるわけではない。
適切に間伐し、木を育てること,世代交代させることが、二酸化炭素吸収能力を高めることになる。
湿度が高い日本では、木材は紙のほかに建材として多くを使用するが、それら紙や建材の木材資源の8割は外国からの輸入によるものだ。
なぜなら、日本で手間をかけて搬出するより、輸入した方が価格が安いからだ。
その結果、日本の山を守ってきた業界、林業が崩壊してしまった。
重要なことは『森を育てる為には木を切らなければならない』ということだ。
そのためには木を使う文化が必要だ。
切って使えば、使われている木材にも二酸化炭素が缶詰になっていることになる。
日本の森林のうち、天然林でない人工林が5分の2くらいあるが、人工林はその名の通り、植樹から伐採まで人が手をいれて世代交代をさせて維持していくものである。
その人工林のうちどれくらいかわからないが、過密林として放置されてしまっている。
枝打ち、間伐されず放置された森林は鬱蒼(うっそう)とした森となり、日が入らず新たな植物も育たない。
針葉樹では樹齢25年くらいまでが、「二酸化炭素をよく吸収する」と言われているが、ちょうどその年齢から30年くらいまでの森が各地で放置され、二酸化炭素吸収能力は衰えつつある。
林野庁は「適切な管理をすることにより森林が二酸化炭素を吸収する」としているが、現在のところ、管理がされず、目標の二酸化炭素吸収量には到底及ばないとしている。
日本は1990年比で、二酸化炭素の排出を6%削減することを国際公約している。チーム「マイナス6」なんていうことをトヨタやシャープなど名立たる企業が参加し、省エネや効エネ技術に取り組んでいる。
しかし、重要なことは、そのマイナス6パーセントのうち、3.9パーセントは「森林の力」により、達成するという目標であるということだ。
ガンコ山マスターの「山菜樹木きのこマスター」では学ぶことのない「裏山」の「森林」は、あなたの知らないところで大きな負担を強いられているということを、覚えておいていただきたい。
『山菜樹木きのこマスター』(おわり)
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